イラスト制作 Fabrique | 吉岡ゆうこ

Daily

2003.09.12

まだまだ『るきさん』フィーバー中。読み返す度にスルメのように味わい深くなってゆく『るきさん』。もっか私の憧れの女性像は彼女です。こういう貴女に私はなりたい。無理な事はわかっているのだけど。大体私は怒りの沸点が異常に低いのですぐにポーッと機関車のごとく特にマナーの悪いヤツとかによく鉾先を向け怒ってしまう癖?があります。一緒にいる彼にはマジでウンザリされた時もあるのですが、抑えようと思ってもなかなか出来ない。その後ひどく反省するのですが、そういう訳で昔から私の憧れの女性像はホワリユルリとしていて絶えず微笑んでいるのに芯は強くて自分を持っているような人。有名トコロで言うと川原亜矢子さんとか緒川たまきさんとかはなちゃんとか??(あくまでもイメージですけど)友人で何年かに1度の割合でこういう人が私の前に現れる事があって、その時は内心小躍りをしてしまうほど嬉しくなってしまうのデス。まぁその後仲良くなるかというと時と場合と運によるのですが...。

2003.09.08

先週土曜日NHKにて解剖学者の養老孟司さんの特集を見た。島田雅彦さんの著作本から養老さんの事を知り、それからとても興味深い人物になり東大の解剖学教室まで見学しに行こうと思った程。最近は『バカの壁』という新書がベストセラーになり、気になりつつも『今話題の○○!』とか『○○人気急上昇!』のような物事に対して微妙に拒否反応と気恥ずかしさをおぼえてしまうイヤミな性格の私なので、ブームが収まってからでイイヤと思っていたのですが、この番組を見て『やっぱり買おうー』と思いました。物事単純に考えなきゃね。
それと昨日ついに買った高野文子さんの漫画『るきさん』。友達が好きだった事もあり、10代の頃からずぅぅぅぅっと気になっていた漫画なのですが、当時は何が面白いんだろう??と思うような内容や絵柄で、気になりつつもずっとほっておいた作品です。でも今見たらこれがまた!すっごく面白いー!絵柄もとても洗練された線で描かれてるし、色合いも素晴らしい!(オールカラーです)内容は主人公の女性「るきさん」のとりたてて派手な物事が起こる事もなく徒然なるままシンプルに暮らしている日常生活が徒然に描かれているだけ。Hanako誌上で88年から連載されていたものらしいのですが、当時私は16~7歳。10代のコドモが分かるはずもないわなーと思いつつ(私だけか?)、こんな素晴らしい作品を今迄読んでいなかったなんてー!とほんのり後悔。でもようやくこの作品を理解できるようになって歳を取るのも案外悪くないかもね~とちょっと嬉しかった日でもあり、教訓『気になっているものはなんでも即効試すべし!』を得た日でもありました。(笑)
追記:でも10代でこの作品の良さが分かる友達はスゴイと思った。私は人生回り道したかなぁ?と(大袈裟)思う。
追記2:『るきさん』はちくま文庫から出版されてます。

2003.09.04

もうすでに秋?と思うような天気。秋といえば花の都PARIS!ですねー。昨日イラストレーターの友達と話していたら今月末にパリへ旅行に出かけるとの事。う、羨ましすぃ~~っ!私が初めてパリへ行ったのがもう7~8年前。それ以来哀しい事に1度も訪れていない。街角も変わったんだろうな~もう通貨もユーロだし。でも東京ほど変化はしていないのかな?彼女が宿泊する先がサンジェルマンデプレとの事なので益々うらやましくなる限り。
今度絶対イラストレーター仲間で旅行しにいこうね!と堅く誓った私達なのでした。

2003.09.03

トップページ更新しました。
女の子が持ってる本は私が実際に持っている、表紙がブルーナのデザインによる小説(多分)。近所のお店『デイリーズ』のスタッフの方が『こんなの仕入れたんですけど..』とお店に並ぶ前に見せてくれた古本です。原書なので内容がまったく分からないのですが(こういう本、多いな..)表紙の可愛さから購入。古本独特のページをめくる時にホワリとかほる匂いもいい感じ!もっかの悩みは日に日に増えてゆく絵本や本、保存しておきたい雑誌の置き場所がないコト。棚に入りきれない本は床に直接置いているという悲惨な状況。なにかよい方法はないものか?いつか自分の家を持ったら絶対立て付けの本棚(しかも天井から床までのヤツ)を作ってやるー。

2003.09.01

もう9月!最近(イヤ以前から?)ホントに日が経つのが早くなって来た~。歳のせいですね。きっと。子供の頃は1年間はすごく長かったけど、考えてみれば歳をとればとるほど○○(年令)分の1(年)になっていく訳だから当たり前といっちゃあ当たり前。

昨日やっと仕事が一段落したっぽいので遅まきながら『ボウリングフォーコロンバイン』を観る。最近は公開されてからレンタルされるまでが早いので、映画館に行けない私としてはとても嬉しい限り。何故映画館に行けないかというと去年の夏くらいにパニック障害という病気と診断され、その後ひどい発作を2回繰り返して以来、外出する事が非常に困難になってしまい、外食をする事、映画館に行く事、そして電車に乗る事すら恐くなってしまっているのです。ただ幸いな事に仕事をする上では通勤をしなくてもよい仕事だったのでまったく影響はなかったこと、それだけは本当に幸運だったなと思う。だけど打ち合わせなどたまにある時は先方の方にコチラまでわざわざ来て頂く事になってしまい、とてもご迷惑をおかけしてしまってる。でも事情を説明すると快く来て下さるのでとても感謝しています。
今は心療内科とカウンセリング、漢方とで大分良くなってきてはいるのだけれど、今迄大好きだった映画館に行く事やライブやクラブに行く事、外食が出来なくなってしまったのでとても悔しい思いをしている。面白そうな展覧会やイベント、友達や知り合いの方の展示会などにも行けないので、病気だとは分かっていても自分自身で情けなくなってしまう。そんな私をいつも支えてくれる母や父、彼、同じような悩みを抱えている友人達に感謝。早く直ればいいな、と切に願うのみ。

『ボウリングフォーコロンバイン』。色々意見は分かれているようだけど、私は面白く見れた。マリリン・マンソンがなんだかまともな人に見えた。(苦笑)

2003.08.28

先日タラタラとテレビをザッピングしてたらWOWOWで毎年夏の恒例イベント『フジロックフェス』の中継がやっていたのでちょこっとだけ鑑賞。運のいいことにmassive attackを見れた。ラッキー!それにしてもお客さんは元気だなぁ。いいなぁ。フジロックは見た所、とても疲れそうなイベントなので行った事ないのです。だって3日間連続でしょ~?疲れますでしょ。
20代前半の頃、野外テクノイベントに1回だけ行った事があるのですが、山(森?)の中なので夜になると寒いし、ご飯を食べられる所があまりないし、暖を取るお休み所も少ないし、防寒具もないし、トイレも遠いし、とナイナイつくしでとっても懲りた覚えがあります。やっぱり屋内がイイワ~と思ったコンジョなしな私。でも広い夜空の下で音楽を聴きながら踊る、っていうのはとっても気持ち良いものですよね。今週末には埼玉でテクノイベント『WIRE03』が開催されるそう。いいな、行きたいな、でも行けないな。(涙)

2003.08.25

暑い..8月も末になってようやく夏らしくなってきましたね。ピーカンの青空(死語)が心地よいですね。寄せ植えしているお花がグッタリしているので日焼け対策の帽子をかぶりつつタップリお水をあげる。さっきTVでやってましたが、いわゆる『打ち水』というのは気温を下げる効果があるとか。こんなに太陽が照りつけている時に水をまくとかえって湿度が上がりそうですが、案外そうでもないらしいデス。早速実行。でも蒸発する方が早いのであまり意味ナシ。

昨日一昨日の2日間、街の恒例行事『阿波踊り』が開催される。昨日母とビッケとで見に行ったのですが、とにかく熱い&暑い!!中でもひときわ目立っていた連のおじいちゃんがミョ~に気になり、しばしの間オッカケをする。連の中では派手な振りが売り物っぽい所もあったけれど、そのじいちゃんはあくまでも静かに(?)粋な踊りをニコニコを楽しそうにしていたのでした。いいね~~。

2003.08.22

うっとおしいお天気が続きますね。曇りが続くと気分も晴れませんねー。ビッケの散歩も雨が降ると行けないので(足がとてつもなく短い為、濡れている道路に出るとお腹が全部汚れてしまい後の処理が大変なのだ)気のせいかもしれませんが、ちょっとつまらなそう。散歩嫌いなのに...。

今年中にイラストレーターになる前から夢だった事がひとつ実現しようとしています。こんなに上手く事が運んでいいのかな?と思う程、長年の夢が叶う時って突然で案外あっけないものなのですね。でもあまりプレッシャーを感じると緊張してしまい上手くいかないので、ほどよい緊張感でリラックスしつつ仕事をしようと思う。乞う御期待!

2003.08.19

最近仕事に追われ、dailyが書けない...。とは言いつつも、更新する私。

昨日、新潮社から『yonda?』キーホルダーが送られて来た。想像以上にカワイイ~~。早速自宅と仕事場の鍵を付けてみる。母に自慢げに見せると『鍵より大きいね...』と言われましたが、大は小を兼ねるのだ。(意味不明)今年から100%オレンジさんが『yonda?』を手掛ける事になったらしく、9月からのプレゼント商品が楽しみ楽しみ。今の内に新潮文庫を買いためておこう。
『yonda?』のプレゼント商品といえば過去頑張って唯一貰ったのが『yonda?』ビデオ。とても切ないお話にきれいな映像、可愛いパペット映画なので大好きな作品のひとつ。また新たに作ってくれないかなぁ。

追記:最近やけに放送しまくりの映画告知CM『ファムファタール』がすごく気になる。ブライアン・デパルマか..。観たいなぁ。女の人、キレイだし。

2003.08.13

『あ!なんという事ダ!』
と最近大発見をしたのが、今TBSのお昼番組ジャストの『お部屋改装し隊』に出演しているインテリアコーディネーターの大御堂美唆さん。以前からテレビで観ていて『なんか高校の時の同級生に顔似てるなぁ。珍しい名前も同じだし..』と思っていたのだけど、先日ふと思い立って大御堂さんのHPでプロフィールを拝見したらやはり同じ学校名(ここでは大学名だったけど)で年代も私と同じだったので彼女に違いナイ!と確信。私の高校は女子美術大学付属高校という所だったのですが、殆どの学生はそのまま大学か短大に行っちゃいます。彼女もそのまま進学したと思うのですが、当時でもあまり話した事がないのでそのまま音信不通だし、友達からも話を聞いた事もないし、ホントにビックリしました。(間違ってたらごめんなさい。)

他にも知り合いがその後有名人になったという例がいくつかあるのだけれど、昔渋谷の西武館『SEED』というビルがあって(今のMOVITA館)その最上階に『SEED HALL』という他目的ホールがあり、そこで学生時代バイトをしていたのですが当時先輩だった阿部和重さんがその後作家になり賞を取り、『インディヴィジュアルプロジェクション』というヒット作も出版されたり、私の紹介でバイトに入った短大の友達、辻川幸一郎くんがその後デザイナーになり、コーネリアス小山田くんやUAや藤井フミヤのジャケットやPVを手掛けたりとなんだか有名人ぞろい。当時でも『SEED HALL』は過去小山田くんがバイトをしていたという話もあり、ココはこれからも有名人が出るかもね~と話していた事もあるのですが、なんだか今現実のものとなっている気がします。

以前の知り合いが活躍しているのはとても嬉しい事だし、刺激にもなるけれど正直焦りも感じる時もある。自分で自分は我が道をゆくのだ!他人と比べてもなんにもナラン!と思ってはみてもこういう仕事をしている以上やはり活躍したいと思うし、焦りを感じる。『活躍=有名人=万事良好』という図式は一概には言えないし、昔みたいにむやみやたらに有名になりたいとも思わないけれど...。でも今の現状にけっして満足せず変化を怠らず常に刺激を受け、時に落ち込み、望みは高くともも地道に我が道(古いな)を進むしかないのだな、有名無名に限らず、きっと。と心の奥底でほんの少し熱く決心した暑い夏の日。