2003.10.21

2003.10.21

今日NHK衛生で大好きな『ギャルソン』を放送していたので当然のごとく鑑賞。大好きな映画って何度となく観ていてもテレビでやっているともったいない気がしてついつい観てしまう。なんだか『今放送している』という事が貴重に思えるのだ。それにしてもイブ・モンタンはあまりにも格好が良いなぁとホレボレ・あの何とも言えない渋さは日本人のオジサマ方には出せないのだろうか??と思ってしまう。(時々おじいさんで良い味を出している人もいるけれど)
ここ最近で新旧のフランス映画を立続けに鑑賞。アラン・ドロン主演の『太陽がいっぱい』『冒険者たち』、『アレックス』などなど。前2作品は仕事関係の方に勧めて頂いたのですが、それまで全く知らなかった『冒険者たち』はとても素敵な映画で、60年代のファッション、インテリア、音楽、画面の色合いがとてもセンスが良く、観ている最中よりも観た後のほうがボワワンと強く印象に残るような素晴らしい作品でした。『アレックス』はまさに衝撃作。ギャスパー・ノエ作品は全て観てきたけれど、今回のはあまりにもリアルで途中で吐きそうになった。でもテーマはとてもシリアスでせつなくやるせない話でこれも別の意味で後からズズーンとくる作品でした。でもカンヌで途中退席した人続出というのはうなずける話だ。